そこで都市伝説ですよ

季節は春も半ばだというのに異様に寒く感じ、目を覚ました。

上半身を起こすと額を固いものにぶつけた。
何かと思ったら、上だけではなく、四方八方、つまり自分自身が石棺に閉じ込められたような状態になっていた。
もちろんこんな場所で寝た覚えは無い。

「目覚めたようですね」

外から女の声がした。俺に向けられた言葉だ。
石棺のすきまから覗くと、声の主は…俺が何度も悪の手から救出してきた人物だった。そしてその言い方から、彼女が俺をこのような目に合わせているのだと思った。その予想はおそらくはずれていない。

「等価交換というものを知っていますか。物質世界が存在する上での絶対の真理であり、原則です。ある事象が一般物理法則範疇外の『魔法』であったとしても、その原則の上で動いています」

彼女は普通の状態ではない。俺は黙って聞くしかなかった。

「さて、永久の平和とは、通常ありえない事なのです。たとえ同じ国の民でも、それぞれ考え方の違う人間が生きていく以上、意志のすれ違いや争いは避けられません。しかし実際に私の国はまるで子供向けの物語のように、永久の平和を実現してきました。それは何故でしょう?」

ちょっと待て、いま永久の平和と言った。
それはおかしい。だって、俺は、現実に。
彼女を、幾度となくせまりくる悪の手から救い出している。

「あなたの言いたい事はわかりますよ」

彼女はクスクスと笑う。いつもの上品な笑い方。夢であって欲しいと思った。

「そこで等価交換ですよ。代償無しの永久の平和などありえないのです。代々、一番強い生命力を持った人物が『選ばれ』、『もっともな理由』で、彼らの生命力は永久の平和の代償となりました」

彼女は…彼女は何を言っているんだ?
冷たい石室の中がチリチリと暑くなってきた。叫びたいけど、声が出なかった。

「あなたは歴史的に見ても素晴らしい生命力でした。王国の住民全ての生命力を合わせても、まだ届かないほどの生命力を、あなたは持っているのです。あなたは、等価交換が成り立たなくなりつつあった私の王国の、まさに救世主でした」

俺が…キノコ王国の脅威だと思っていた大魔王クッパは、幻影だったというのか…。
俺がすり減らした命は、永久の平和を保つために使われていたと…!

「しかし」

ピーチは顔を曇らせた。

「最近のあなたは生命力だけでなく、困難へと立ち向かうスキルも異常に高くなってきました。生命力自体が、消費されなくなりました。私は、あわてて精一杯の地殻変動を起こしましたが、それも、時間稼ぎにしかなりませんでした。
…あなたは、やりすぎてしまったのです」

この俺に、どうしろと。

「いっそのこと、全てを打ち明け、単刀直入に頼むことにしました。あなたの命をください。それで、私の王国、国民は救われます」

いままでひざまづいていた石棺の床部分が、突然消えた。
石棺は雲よりも高いところに浮いていた。
俺は悲鳴をあげながら、遥か地上へと堕ちていった・・・

こうして、俺は死の連鎖を繰り返す事となった。
納得はしていない。しかし、他にどうすればいいのか、わからなかった。
終わりはあるだろう。『等価交換』なのだから。
その終わりに、何があるのかは知りたくもないけど。

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という改造マリオのストーリーを考えた。
毎回毎回どうでもいい部分にこだわってみる。

自分さんがmixiをおやめになってしまったので漏れのマイミクシが再び一桁へ。コメントしづらいけど毎回面白い日記を書いていたので楽しく読んでました。
できるならば戻ってきてくださいヤイヤイヤイヤイ…SPARKING!!!(ドラゴンボールZ)

その点うちはコメントしづらいだけでなく面白くないという致命的なエラーを抱えていてどうしようもない。

うーんとなんか面白い話題面白い話題・・・
…あ、あれもう一回使ってみよう
足の小指って他と比べていびつな形してるよね?
あれって実は今までの人生の中で何回か骨折してるかららしいよ。
あと眼球のおさまってるスペースの下の方には
抜けたまつ毛が溜まっているらしい…

十字架でさんざんパンチラを拝んだ後、そのお金でマツキヨでトフメルAくださいって言ったら無いと言われた
あれ超万能薬なのに