のりまろと(18+)原稿

前回(のりまろの話)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=83768994&owner_id=102588

プレステ3は10月以降か−米ゲームソフト社幹部
http://www.sanspo.com/sokuho/0203sokuho008.html

これに対し、ソニーは即「今のところ春発売の予定に変わりはない」という声明を出しています。なんか同じような展開が任天堂や360でもあったような…

ソニー、ソニプラ「切り離し」 保有比率下げ非子会社化
http://www.asahi.com/business/update/0203/132.html

ソニー生命ソニー損保もソニプラ以上に本業との関連が薄い気がするのですが、そっちは残すみたいです。また、これの他にも、ソニーはPlaystationSpotの1号機のあった銀座ソニービルから、ゲームコーナーを引き上げています。この時期に。

PS3に対する否定的発言でソニー社員が解雇に
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/gamenews/1137764760/230

訴えないという事は事実みたいです。まあCPUがどうであろうがユーザーにはほとんど関係のない話ですし、ドライブの速さとメモリを見れば、360よりもロードの頻度と時間が多い事は明白です。加えて、360以上の騒音と発熱、消費電力となります。

映画のバックトゥザフィーチャー3で、ドクが部屋の半分以上を占めるおおがかりな機械を運転させ、出てきたものは2個の氷というシーンがあります。あらゆる意味で地雷度やランニングコストの高いPS3で、まず一番最初にすることは、↓のBDを見る事なのでしょうか。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060203/air.htm

今週中に脱稿したいね

前回の日記(シェルク萌え)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=83569185&owner_id=102588

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丸福コーナーの憲麿呂の号

「スーパー裏話検閲版」
ゲーム開発の裏話が聞きたいってリクエストが多いみたいなんで、いっちょ「憲麿呂」のことを書きましょう。そう、日本テレビとんねるずの生でダラダラいかせて!」との連動企画で木梨憲太郎先生に考えてもらって、去年の夏の「MSHvsSF」に出演した、あのキャラクターです。
自分ちだけの話じゃないんで、ヤバい部分は広報チームに削除してもらうことにして。

さて、あの企画、表向きは(以下削除)ですが、実は(以下削除)で・・・って、いきなり削除かい!
いや、こりゃヤバすぎましたか。すんません。

最初のうちは正直言って、そんなに(以下削除)ですよ、あの企画。人気番組とタイアップして人目に触れれば、マニア化が進んだアーケードにちょっとは一般人を呼び込めるかも、とか、そういう思惑はありましたが、ゲーム自体の出来に貢献することは(以下削除)でした。
案の定、木梨先生が最初に描いた「ケンヂ」ってのも、絵としちゃ笑えるけど、ゲームには(以下削除)

ところがどっこい、あの憲麿呂が上がってくると、絵師の元締めAKIMANが、ぞっこん惚れ込みましてね。
「第一に、ヘッポコという特性がハッキリしていて、わかりやすい。
第二に、学生服という日常の記号が入っていて、親しみやすい。
第三に、デザイナー本人の印象が残っていて、想像がふくらみやすい。
カプコン内部のクリエーターには、なかなかここまで新鮮な発想はできない」
てな具合に、手放しでほめまくるんです。

憲麿呂のデザイン画を見て 「目の前が真っ暗になった」 と言っていたディレクターのトミチンも、AKIMANのこの言葉に力を得て、腹を据えました。
ただしやっぱりどう見ても(以下削除)だったから、一部のスタッフは抵抗を感じたみたいですが、母体になるゲームが掟破りのvsシリーズだったお陰か、そのうちみんな馴染んじゃって、最後にゃノリノリでしたよ。
結果的に、ゲームキャラとしてもなかなか成功だったんじゃないでしょうか。トミチンも今じゃ、「これのおかげで、ゲームキャラに対する先入観が壊れて、発想の枠が広がった」
とまで言ってますし
ちなみに、憲麿呂が「MSHvsSF」に入ったのは、別に狙ったわけじゃないんです。
「一番早く出来上がる(ストリートファイター)にネジ込む」って約束でしたから、スケジュールによっちゃ「スト3 2nd」や「ゼロ3」になってたかもしれません。
わたしが言うのもなんですが、いくらなんでもそりゃ(以下削除)

さて、社内での意見は統一できたけど、掟破りのvsシリーズには、外部に掟が存在します。
マーヴルですわ。いやもう、アメリカのマーヴル本社は、「こんな(以下削除)にスパイダーマンウルヴァリンが負けるのか!」とかいって、カンカンなりましてね。一方、日本テレビさんは(以下削除)
結局、憲麿呂の登場は日本国内版だけ、ってことでなんとか落ち着いたんです。

そんなすったもんだの末にアーケードに登場した憲麿呂は、思ったとおり一般人を惹きつけたようですが、それをマニアの皆さんが(以下削除)、当初の目論見は(以下削除)(涙)。
あとはこの認知度をコンシューマー版で活用したいところですが、これが早くても(以下削除)なんだから参っちゃうよなぁ。

今回のプレゼントは、この原稿の無修正版を差し上げたいけど危ないからやめて、
1名様に「マーヴルvsカプコン」のロケテスト用ポップ(飾り)をサイン入りで進呈しましょう。
全世界に3個だけの激レア品っす。ハガキください。

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当時その生ダラ見てた自分としては、格ゲーは特別やってたわけじゃないけど、のりまろを見て「え・・・これはさすがにナシだろ!」と思ったものでした。そしてゲーセンに広く一般層を呼び込むという目論見は、2006年現在、どこもまだ実現できていません…